藤原秋のタルパー生活

他愛もない日常話のみ。

みかん狩り当日

私は弁当を買い、学校に向かいました。

 

これからみかん狩りに行くのです!

 

学校につくと、ある程度の質問(健康チェック)を当たり障りなく答え(例:「何か病気などはありますか?」「強いていうなら、ここですね」頭を人さし指でトントンと叩く「ないね?ok」)

、おもむろにバスに乗り込みました。

 

バスの中、他愛もない会話をしたりもしました。

 

先生「弁当持ってきた?」

私「うん、スモークタン。」

先生「何買ってきてんねんwそれで足りるん?wwww」

私「はは...w」

 

ふふふ

 

そして、その後も他愛も無い会話を続けながら、ようやく現地に着きました。

 

現地に着くと私は、先生から挟みをもらい、一つ目、適当なみかんを切って食べます。

 

うん、すっぱい。

 

適当なみかんを3つ切り、拠点のブルーシートの上に座って食べると、そのみっつともあまりおいしくありませんでした。

 

スーパーのみかんの美味しいヤツを見分けるのには自信があるのですが、木になってるみかんを見分けるのはあまり得意ではないようです。

 

そして適当に3つ食べ歩いていると、雨のせいか基本的に地面がぬかるんでいる所があるのですが、まったく濡れていない、気持ちよさそうな草の生えた場所があるのです。

私はそこに座ると、何もかもがめんどうくさくなってきました。

歩くのが面倒くさく、みかんをえらぶのが面倒くさく、切るのが面倒くさく。

 

そこで私は、近くにいたハゲ...ではなく先生に、冗談混じりにこう言いました。

 

「私にみかんを献上なさい!」それっぽい発音で

 

 

それで献上されたみかんを食べていると、後輩の男の子がみかんを食べた数の新記録を更新したというのです。

23個が今までの最高記録で、実は私も記録更新を狙っておりました。

 

なのになぜこんなにもゆっくり食べているのか?

焦る事はありません、まだまだ時間はあります。

 

そのままお昼ご飯の時間になり、私は午前は結局、15個食べました。

 

 

お昼時

私「先生はみかん何個食べたんですか?」

先生「16個かな」

私「先生はお弁当何持ってきたんですか?w」

先生「おにぎり2個」

私「ほうほう、所で、それ食べ切れるんですか?ww」

先生「いやぁ...無理かなぁww」

私「ざまぁww計画通り!」

 

そう、私はこれを狙っていたのです。

みかんを死ぬほど食べたあとにお昼ご飯を、しかも白米をだなんて無理に決まってます。

本当なら、何もなしでも良かったのですが、それだとミカンの味に飽きて、塩っぽいものを食べたくなるはずだと考え、そのチョイスにしたのです。

 

そして皆が必ず弁当を持ってきて、無理だと思いつつ口をつけないで残すのを申し訳ないと思って半分程食べるのを見越して!

 

案の定、皆弁当を食べました。

ですが、例の記録更新した後輩くん。

彼だけは弁当をたべませんでした。

まだ上を目指すようです。

彼の記録は現在27個。

 

でも何も食べないのはちょっと可哀想なので、スモークタン少しあげました。

 

食べ終わると私は彼と共に即行動を開始しました。

私の狙いは、前半でみかんを沢山食べて昼ご飯を食べてゆっくりして完璧にお腹いっぱいになった所を追い抜いて密かに1位になる作戦なのです。

 

もう1人、19個食べた男の子も、まだやるようです。

 

行動を開始して最初の5分~10分の間に、みかんを5個食べました。

順調なペースで、まだまだいけます。

19個食べていた子は21個で、私は20個で1個差になっていました。

そして2人とも3個食べ、私が1個差の彼をそろそろ追い越そうとしていた所で、彼がおかしくなってしまいました。

どんな小さな事でも大笑いするのです。

 

私も覚えがあります。

あれは友達と3人で徹夜していて、1人が1度離席したので帰りを2人で待っていた時の話です。

まだ3人で徹夜していた時はただの徹夜テンションでした。

 

ですが、離席した彼が帰ってくると、そこは地獄絵図でした。

どんな小さな事が起こっても笑い、その笑ってる奴につられ笑い、その状況に笑い。

 

地獄でした。

 

そんな現象が彼の身に起こっているのです。

私はそんな彼につられ笑い...

 

いいえ、そんな事はしていられません。

私は1番にならなければならないのです。

 

私は正気に戻り、そのまま食べ続け、彼を追い抜きました。

 

彼は25個食べると、ダウンしてしまいました。

 

そして私が26こたべると、先生が「そろそろ帰ろかー」と言いました。

せめてあと4個食べたい!とせがみ、時間を貰いました。

 

みかんの薄皮が噛みきれず、かんでいると苦味が出てきて、吐きそうにもなりました。

飲み込もうとするとおえっとなるので、薄皮は吐き出させて貰い、自分で「俺はまだいける」と言い聞かせ、美味しくたべました。

 

ええ、美味しかったです。

薄皮を除けば。

 

カルさんにも止められました。

 

カル『吐きそうになってるじゃないですか、もうやめておきなさい。』

私「いいや、まだだね、まだやりきってないんだ。」

カル『...』

 

 

 

そして、ようやく、30個食べきりました。

 

 

 

 

ですが、後輩の彼は34個食べたのです。

 

えぇ、悔しかったです。

30個食べきった達成感と一番でなかった敗北感がありました。

 

2番?女子で1位?

 

そんなものに意味は無いのです。

一番でなければいけないのです。

 

帰りのバスのなか、すっかり復活して、「まだいけるな...」とか思いながら、敗因を考えています。

 

やはり、前半のナメプでしょうか。

ですが、マラソンって前半本気出すと後半バテてゴール出来ないじゃないですか。

スモークタンは空腹の腹にはなんの足しにもなりませんが、満腹の腹には大打撃になりますし。

 

やはり、努力が足りなかったんですね。

 

 

みかんは最後まで美味しかったです!!